Review Anycubic i3 mega

そこまで高くないです

Hecate IIコイルガンを作るで設計がある程度できてきたわけですが,ここで我が家にお迎えした3Dプリンタを紹介します.値段と造形サイズ/クオリティのバランスから,Anycubic製のi3 megaを購入しました.僕が買った3年前は5万円くらいだったのですが,いまAmazonで調べたら性能のあがった後継機が3.5万円で売ってました.

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2023年7月に見直したら販売終了していました.時代を感じます… 今買うならこちらのkobraが良いかもしれません.

最近の流行りだとFlashforge製のAdventure3とかがありますが,i3 megaに比べるとちょっと高くて造形サイズが小さめです.その分ノズル交換がお手軽だったり箱型だからABSが反りにくかったり面倒な調整少なめでキレイに造形できたりメリットもありますので,作りたいものに合わせて買うといいと思います.特に決まってない人は正直Adventure3の方が無難みたいなところある.

届いた

箱がデカい.とにかくデカい.部屋まで運ぶの大変でした.下が本体で上が追加で買ったフィラメントです.僕が買ったときは「3000円のフィラメントを一緒に買うと5000円引き」という謎値引きがあったので買いました.海外メーカーこの手の割引やりがちじゃないですか?

開けるとこんな感じ.しっかり緩衝材にくるまってます.

組み立てるとこんな感じ.土台にノズルと柱のユニットを取り付けるだけなので,1からアルミフレームを組んでいくキットよりは断然簡単です.15分くらいで組めました.早速テスト印刷してみましょう.

サンプルデータのフクロウ.多分積層ピッチ0.2mmで印刷したんだと思います.跡がまあまあ目立ちますが外形はキレイに作れてますね.

これはThingiverseで見つけた笑わない猫の像.変猫なつかしいですね.こっちは多分積層ピッチが0.1mm.積層跡もかなり目立たなくなりました.

これもThingiverseで見つけたネズミさん.ストラップ用の穴も空いてます.平面の造形物は印刷が早くていいですね.ハハッ!

これもThingiverseで見つけた石.3個集めると英霊を召喚できます.角に触ると痛いくらい精度良く印刷できました.これで無限に回したい.出るまで回せば確定ガチャです.

反り対策の保温箱

このプリンタ,そのままで使うと造形エリアが外気にさらされているのでABSだと収縮の影響をもろに受けて造形物がかなり反ります.部屋に転がっていたプラダンとアクリル板で保温用の箱を作ってかぶせました.保温箱初号機は土台まですっぽり覆う形にしたのですが,土台に入っている基板たちが過熱状態になり見事に壊れたのでこの形なりました.壊れた基板はサポートさんから交換用の部品を頂いて修理です.サポートさんありがとうございました.とても助かりました.

次回は

無事に3Dプリンタを用意できて使い方も把握できたので,さっそく設計した部品たちを印刷していきましょう.次回もお楽しみに!