[Part 2] Hecate II Coil Gun –Preparation for CAD model–

Hecate II のCADモデルを作りたい!

ようやく筆をとる時間ができました.Hecate II製作記録の第2回です.Hecate IIにコイルガンを入れるにあたって,3Dモデルの用意は避けては通れません.blenderでCG向けモデルを作るか,あるいはネットの海から探してみるか,CADモデルを作ってみるか,探してみるか,あたりが候補に上がるわけですが,具現化することを考えるとCADの方がなにかと都合が良さそうです.拾い物でも作れなくはなさそうですが,著作権の問題とか怖いですし,そもそもあるのか分かんないし,何より!押しの武器なので!!自分の手で!!作らないとね!!!!!

寸法を調べよう

さて,CADモデルを作ると決めたのはいいのですが,肝心の寸法がわかりません.さすがにPGM社も図面は公開していないだろうし…ということで,力技で押し切りました.Hecate IIのイラスト線画(ごめんなさいソースがもうわからないです.わかる方いたら教えてください)を見つけたので,印刷して紙面上の長さを測ります.銃の全長はwikiによると1380mmなので,ここから比率を出して紙面上の長さに乗じれば実際(っぽい)寸法がわかるわけです.せっかくなので実際の紙面を貼っておきます.

こんなので作れるんかい!という感じですが,やってみると意外となんとかなるものです.皆様もお試しあれ.

三次元的なイメージを掴む

側面図の寸法は気合でわかりました.しかし,3Dモデルを起こすにはまだ足りません.どの部分がどんな形状なのか,どんな風に分割できるのか,この辺を頭の中にイメージすらできないと,CADモデルなぞ夢のまた夢です.

というわけで,ひたすらスケッチを描いてイメージを掴みます.画力は無い方ですが,幸いなことにお世話になっていた研究室でロボットの外装デザインをしてみたことがあり,頭の中に3Dモデルを生み出すためのスケッチ程度であればできる体になっていました.先生ありがとうございます.

3枚目とかめっちゃそれっぽくないですか?神絵師によるキャラ設定画とかこんな感じじゃないですか?おこがましいですね絵師の皆様ごめんなさい.2枚目は弾丸の装填機構です.本当はここ薬莢を排出する場所なのですが,コイルガン的にはここから弾を入れるのが丁度いいのです.詳しい人には「逆だ!!」と怒られそうですが妥協です.マガジンには回路が入ります.無い袖は振れない.

本当はもっと描いていた気がするのですが,手元にはこれしかありませんでした.かなしみ.

頭の中に3Dモデルが用意できたら

スケッチを描いて頭の中に3Dモデルができたら,次はそれをCADモデルに落とし込みます.一気に書いてしまおうと思ったのですが,宣材用のCADのスクショが思いの外たくさんあったので第3回にしようと思います.お楽しみに!!