MacBookじゃなくてもスタンド貼りたい

MacBookの必須アクセサリとして有名なKickFlipをご存知でしょうか?PC裏面に張り付けるタイプのスタンドで、本体の奥側を数センチ持ち上げることができます。この数センチのおかげで画面が見やすくなったり、キーボードに傾斜が付いてタイピングしやすくなったり、廃熱がよくなったり、インカメも持ち上がってビデオ会議の時に映りがよくなったりメリットがたくさんあります。

こちら参考動画。KickFlip以外にも種類がありますが、大抵の有名商品は!MacBookを!想定して作られています!!!!

いや別にMacBookに恨みはないのですけれど、何が困るってこれですよ

ふちギリギリに滑り止めのゴムが走ってる上に、その下には排気口がいます。ここ(②のところ)にスタンドを貼り付けると熱がこもってヤバそうだし、かといって③のところまで下げるとバランスが悪くて詰みます。なんとしてでも①のところだけを使ってスタンドを貼りたいわけです。既製品だと良さげなのが見当たらんけど。

3Dプリントしよう

無いものは作ればいいじゃない、ということで3D CADでモデルを引いて

3Dプリンタで印刷して両面テープで貼り付けたら完成です。軸には転がっていたΦ3のABS丸棒を使いました。近いうちに我が家の3Dプリンタの紹介記事も書こうと思います。一家に一台3Dプリンタ。

横から見るとこんな感じ。ちゃんと持ち上がってます。

裏面はこう。

ちゃんと折り畳めます。多少は出っ張りますが、鞄に入れる程度なら問題ありません。

使用感とメリット/デメリット

実際使ってみると、キーボードが超打ちやすいですし目線が上がるので画面見やすいです。すばら。心配していた剛性ですが、スタンドの構造と、図中下側(使う時に手前側にくる方)のすべり止めのおかげでキーボードを思いっきり叩いても全然たわみません。神。我ながらいいものができました。デメリットを挙げるなら、x360の逆パカギミックが使えなくなったことでしょうか。スタンドが思いっきり干渉するので、逆パカすると画面側が割れそうになります。iPadあるしどうせ使わないので問題にはならないんですけどね。

Thingiverseにもアップしておきましたので興味のある方はチェックしてみてください。リンクはこちら。印刷する際にはΦ3のABS丸棒をご用意ください。